2022年5月17日
フォレストエナジー株式会社
総額14億円の資金調達及び東京センチュリーと資本業務提携について
フォレストエナジー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:沼 真吾、以下「フォレストエナジー」)は、シリーズC資金調達ラウンドにおいて総額14億円の第三者割当増資を実施しました。引受先は、東京センチュリー株式会社、Hamagin DG Innovation 投資事業有限責任組合、株式会社シグマクシス・インベストメント及び既存株主です。9月を目処に、追加の資金調達を行う予定です。
また、同時に東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:馬場 高一、以下、東京センチュリー)とは資本業務提携契約を締結しました。両社は、2021年3月のVolter販売提携以降、地域の再生可能エネルギー普及について協業を推進してまいりました。
今般、更なる関係深耕を行うことにより、東京センチュリー、フォレストエナジーの両社が持つ専門性や知見を融合させ、東京センチュリーが事業開発・運営等に必要な資金の提供や豊富な顧客基盤を活用したビジネスマッチングおよび事業拡大を推進し、フォレストエナジーが新規発電所の開発や運営、新規技術研究等を担います。両社は、周辺の森林資源等から集材を行う地産地消型の木質バイオマス発電事業の他に、バイオリファイナリー分野やバイオ燃料分野等での協業を推進し、持続可能な循環型経済社会の実現に貢献してまいります。
フォレストエナジーは、地産地消型の木質バイオマス発電所を秋田県と宮崎県で設立した実績を有しており、現在は中山間地域における熱電併給型(CHP)の発電所の普及に注力しています。2021年には和歌山県新宮市で1,760kWのCHPプラントを稼働させており、2022年7月には島根県津和野町で480kWのCHPプラントが稼働予定です。国内複数箇所で新規事業の準備を進めており、今回の資金調達と提携により、更に多くの地域で地産地消型のCHPを導入することを通じて環境問題と地域課題の解決を両立した地域レジリエンスの向上に取り組んでいます。また、CHPで発電した際の副産物であるバイオ炭(Biochar、木炭)を農地等に施用する炭素貯留技術の開発を加速して、ネガティブエミッション事業を拡大します。
■東京センチュリーについて
東京センチュリーは、リースを祖業に、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する金融・サービス企業であります。太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー事業に積極的に取り組み、日本を中心に合計約692MWの再生可能エネルギー事業を運営しております。(2022年3月末時点)
プレスリリース資料:https://bit.ly/3ldIb0y
■Hamagin DG Innovation 投資事業有限責任組合について
Hamagin DG Innovation 投資事業有限責任組合(通称:Hamagin DG Innovation Fund)は、株式会社横浜銀行(本社:神奈川県横浜市、代表取締役頭取:片岡 達也 以下、横浜銀行)と株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁 以下:デジタルガレージ)が、金融機関のオープンイノベーションに資するデジタル・テクノロジーやサービス、または地域経済の活性化にイノベーションをもたらすプラットフォームを提供するスタートアップを投資対象として共同設立したファンドです。横浜銀行は、「Hamagin DG Innovation Fund」による投資を通して、将来的に金融・非金融サービスの高度化につながる様々な情報・知識・技術・ノウハウを吸収し、イノベーション機能を飛躍的に高めていくことを目的としています。
■株式会社シグマクシス・インベストメントについて
株式会社シグマクシス・インベストメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴沼俊一)は2021年4月に設立された、シグマクシス・グループの投資事業を担う投資会社です。地球資源を賢く活かしながら、人々の暮らしを豊かにする領域(リジェネラティブ&ウェルビーイング)を投資領域と位置づけ、ベンチャー投資・グロース投資など戦略的な事業投資、コンサルティングサービスとの連携を通じたジョイントベンチャーの設立等、価値創造を支援する投資業務を推進しています。株式会社シグマクシス・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:富村隆一、コード番号:6088 東証プライム)の100%子会社です。詳しい情報はhttps://www.sigmaxyz.com/sxi/ をご覧ください。
プレスリリース資料:https://bit.ly/3wjvoQo
■フォレストエナジー概要
所在地 | 東京都品川区上大崎3-14-37 |
設立 | 2015年4月10日 |
事業内容 | 地産地消型の木質バイオマス発電所を運営する地域自然エネルギー事業 |
代表者 | 代表取締役社長 沼 真吾 |
ホームページ | https://forestenergy.jp/ |
お問合せ | info@forestenergy.jp |