群馬県渋川市における廃校を活用した「渋川バイオマスエネルギープロジェクト」について

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フォレストエナジー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:沼 真吾)は、渋川市が行う廃校施設利活用事業の事業者に決まり、「渋川バイオマスエネルギープロジェクト」を開始することになりました。2014年3月末で閉校となった旧渋川市立上白井小学校に、「フォレストエナジー渋川バイオマス研究所」を設け、最先端の木質バイオマス熱電併給設備等による研究開発拠点として、利活用していく予定です。

フォレストエナジー株式会社は、これまで秋田県と宮崎県で、地域資源を活用した木質バイオマス発電事業を実現しております。また、和歌山県でも年内に新たな木質バイオマス発電所が完工する予定で、この他にも全国各地で新たな発電所の準備を進めています。また、宮崎県都農町では、「分散型エネルギーマスタープラン」の策定に参画し、その実現に向けて、具体的なまちづくりの取り組みを進めているところです。

本プロジェクトにおいては、旧上白井小学校の校庭に、最先端の木質バイオマス熱電併給設備といちごハウス設備を設置し、地域の間伐材などを活用して電気と熱を製造し、熱はいちごハウス等に供給することで、実践的な研究開発を行います。

また、小学校の校舎や体育館を積極的に活用し、「再生可能エネルギー」、「農業」、「地域貢献」をキーワードにして、様々な取り組みを行うことで、渋川市が進める「持続可能な低炭素化を進めるまち」の実現に貢献するとともに、再生可能エネルギープロジェクト、農業プロジェクトによる雇用創出や、見学者の来場による地域経済の活性化などを実現していきたいと考えております。加えて、本小学校は、市の指定避難所であり、将来的に、災害時等の停電時にも、当該小学校へのエネルギー供給が継続できるオフグリッドシステムの導入も検討してまいります。

すでに、校舎内には、フォレストエナジーの渋川オフィスや地域交流スペースも設けており、これから各種設備を設置していく予定です。今後も、小学校の有効活用とプロジェクトの実現に向けて、積極的に取り組んでまいります。

本件に関する問い合わせ先
広報担当
電話:03-5624-7151
Email:info@forestenergy.jp