当社連結子会社の破産手続開始について

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各位

2025年2月10日

会社名 フォレストエナジー株式会社
代表者名 代表取締役
沼 真吾

問合せ先 コーポレートサービス担当
執行役員 合田 典親
(℡ 03-5624-7151)

 

当社連結子会社の破産手続開始について

1.経緯

当社の連結子会社新宮フォレストエナジー合同会社、新宮グリーンエナジー合同会社及び新宮ウッドチップファクトリー合同会社(以下「新宮フォレストエナジーほか2社」といいます。)は、2025年1月23日、和歌山地方裁判所により、破産手続開始決定を受けました。新宮フォレストエナジーほか2社は、地域の素材生産会社及び林業者の事業拡大を図り森林整備の促進に寄与するため、紀南地域から原木材料を調達して木質バイオマス発電事業を行うCO2フリーの電力供給業者として設立いたしました。

新宮フォレストエナジーほか2社は、2021年12月、木質バイオマス発電事業を開始致しましたが、その後のインフレーションに伴う原材料の高騰や円安などに伴う市場環境の変化や発電設備の故障などを受けて、このたび、会社を清算することが最も適切であると判断し、今回の手続きに至りました。

 

2.負債総額

新宮フォレストエナジー合同会                            約29億1,710万円
新宮グリーンエナジー合同会社                                    約1,280万円
新宮ウッドチップファクトリー合同会社                      約200万円

なお、負債総額は2025年1月末現在の貸借対照表に計上されているものであり、今後破産開始手続開始にかかる公告期間以降には、当負債総額は変動する可能性があります。

 

3.新宮フォレストエナジーほか2社の概要(2025年2月10日現在)

添付資料参照

 

4.新宮フォレストエナジーの社員持分の評価額

株主であるフォレストエナジー株式会社は、新宮フォレストエナジー合同会社の社員持分については、既に全額の減損処理をしており、社員持分の評価額は0円となっています。

 

5.当社業績に与える影響

当社は、新宮フォレストエナジーほか2社に対して有していた貸付金その他の債権について全額貸倒引当金を計上しており、今回の新宮フォレストエナジーほか2社についての破産手続開始決定に伴う新たな損失はありません。また、新宮フォレストエナジーほか2社の債務等について、保証債務その他の債務を負担しておりません。

したがって、新宮フォレストエナジーほか2社の清算による業績への影響は軽微であると判断しております。

以上