津和野フォレストエナジーが「コージェネ大賞2023」で特別賞を受賞

2023年11月30日
フォレストエナジー株式会社

フォレストエナジー株式会社は、100%子会社の津和野フォレストエナジー合同会社が「コージェネ大賞2023」において産業用部門の「特別賞​」を受賞したことを発表いたします。この賞は、新規性、先導性、新規技術および省エネルギー性に優れたコージェネレーションシステム(コージェネ)を表彰し、その社会的認知の向上と普及促進を目的としています。

津和野フォレストエナジーの受賞は、「自治体・地元林業者と共生する地産地消の木質バイオマス熱電併給事業」での先進的な取り組みと地域に密着し環境に配慮した地域エネルギー事業が高く評価された結果です。

フォレストエネジーは森林資源をエネルギー利用する木質バイオマス熱電併給事業の普及を進めています。町の面積の9割を占める山林を有する島根県津和野町において、フォレストエナジーが、発電事業者として津和野フォレストエナジーを設立し事業主体となり、津和野町が、貯木場、チップ製造設備、チップヤードを整備、地元林業者が集材含め運営する官民連携での地域共生の事業スキームを構築しました。

地元の原木の木質チップを発電所に供給し、約1,000世帯分の電気を供給する地産地消の経済循環を構築、コージェネの排熱はチップ乾燥に利用しています。ガス化工程で生成される炭を土壌中やアスファルト・コンクリートに混ぜ炭素を固定化する最先端の取り組みを推進しており、カーボンネガティブ(カーボンマイナス)を実現します。

今回の受賞については、財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団)のウェブサイト(コージェネ大賞)にてご覧いただけます。


<津和野フォレストエナジー概要>

会社名 津和野フォレストエナジー合同会社
立地 島根県津和野町枕瀬
出力規模 電気:480kW、熱:1,200kW
想定年間発電量 :約374万kWh(一般家庭約1,000世帯の年間使用電力量に相当)
燃料 近隣地域の木材由来のウッドチップ、年間約6,500トン
商業運転開始 2022年9月
出資者 フォレストエナジー株式会社 100%

<本件に関するお問い合わせ先>

広報担当 電話:03-5624-7151
メール:info@forestenergy.jp
ホームページ:https://forestenergy.jp