天然ガス自動車に木質バイオマスから生成したガス(RNG)を利用

 

天然ガス自動車に木質バイオマスから生成したガス(RNG)を利用

フォレストエナジー株式会社の技術提携先、スウェーデンのCortus Energy ABは、木質バイオマスのガス化で生成したRNG(再生可能天然ガス、Renewable Natural Gas)を使って天然ガス自動車を動かす実験に成功しました。

天然ガス自動車はディーゼル自動車より排気ガス中の有害物質(黒煙、NOx、SOxなど)が大幅に少ないことから、電気自動車と並ぶ代替燃料自動車の一つです。特にディーゼル車が多いトラックやバスにおける利用が期待されています。今回の実験では、フォレストエナジーが日本から輸出した杉・檜を燃料に、Cortus Energyの木質バイオマスのガス化技術WoodRoll®を使って生成したガスは2段階プロセスで燃料ガスに転換しています。生成ガスは(H2:54%、CO:34%、CO2:10%、CH4:2%)第1段階で触媒を使ってメタンと二酸化炭素に転換、第2段階で二酸化炭素を分離後加圧して、天然自動車向けの燃料ガスを作ります。

日本における天然ガス自動車の導入台数は2016年時点で46,316台、そのうちトラックが19,936台(43%)です(日本ガス協会)。同時期の電気自動車(EV)の導入台数は89,844台(次世代自動車振興センター)、そのほとんどは乗用車・軽自動車です。フォレストエナジーは木質バイオマスから生成したRNGを供給することで、化石燃料車ではない天然ガストラック車両の普及を促進できると考えています。

天然ガス充填スタンドなどのインフラは、将来の水素供給を見据えると最も親和性が高いといわれています(関連記事参照)。WoodRoll®は木質バイオマスによる水素プラントとしても活用でき、2018年4月にはフランスのエネルギー会社、Engie社より水素プラントの基本設計を受注しております。フォレストエナジーは、日本におけるWoodRoll®の活用はFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)に基づく電力事業を中心に熱供給をしつつ、余剰ガスを使って低炭素水素やRNGの供給も並行して進め、そのミックスを時代の要求に合わせて調整していくことを考えています。

 

関連記事
Cortus Energy ABプレスリリース
https://app.box.com/v/Cortus-RNGcar

世界で普及進む天然ガス車 日本も政策で後押しを
日本総合研究所理事 足達英一郎、2017年10月2日、日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO21593250X20C17A9X93000/

 

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本件に関するお問い合わせ先
フォレストエナジー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:沼 真吾)
広報担当電話:03-5624-7151
メール:info@forestenergy.jp
 

Cortus Energy AB(本社:Kista, Sweden、CEO:Rolf Ljunggren)
http://www.cortusenergy.com/

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