VolterとHeizomatが資本提携

2025年4月27日

Volter社とHeizomat社の資本提携について

フォレストエナジー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:沼 真吾)は、長年にわたり販売代理店を務めてまいりましたフィンランドの小型ウッドチップコージェネレーションシステムメーカーVolter Oyが、同じく販売代理店契約を締結しているドイツのバイオマス熱利用技術企業Heizomat GmbHのグループに加わったことを心より歓迎いたします。

今回のグループ化により、両社の連携がより一層強化され、以下のような相乗効果が期待されます。

  • 統合的なソリューション提案力の向上: 熱と電気の両方を必要とするお客様に対し、より最適化された、包括的なバイオマスエネルギーシステムをワンストップでご提案できるようになります。
  • 最新技術とノウハウの迅速な導入: 欧州における両社の技術革新の成果を、日本の顧客へより迅速に提供することが可能になります。
  • より強固なサポート体制の構築: グループとしての連携強化により、製品の安定供給、技術サポート、アフターサービス体制のさらなる充実を図ります。

フォレストエナジーは、Volter社とHeizomat社のグループ化を機に、これまで以上に緊密な連携を図り、日本の地域社会のエネルギー自立と持続可能な発展に貢献してまいります。両社の革新的な技術と製品を通じて、お客様のニーズに最適なソリューションを提供できるよう、より一層努めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。


Volter Oyによるプレスリリースへのリンク

Tupos, Finland – 2025年4月25日 (以下、DeepLによる翻訳)

ドイツの再生可能エネルギー技術企業Heizomat GmbHのオーナー家族は、2025年4月24日にTaaleri Circular Economy FundからVolter Oy50%の株式を取得し、同社の過半数株主となりました。Taaleri Circular Economy Fundは、2017年からVolterの主要株主でした。

この戦略的取引は、2011年に顧客関係として始まった2つのクリーンテック先駆者の協力を強化し、欧州におけるバイオエコノミー専門知識の強力なハブ開発を支援します。

Volterは複合熱電力(CHP)プラントと製品化サービスで広く認知されており、Heizomatはバイオマスボイラー、ウッドチップ暖房システム、チップ製造機で国際的に知られています。

「このパートナーシップは、私たちに新たな規模の機会を開きます」と、Volter OyのCEOであるJarno Haapakoskiは述べています。「Heizomatの家族経営の構造、堅固な技術基盤、分散型エネルギー生産への深い理解は、Volterの長期的な発展の基盤を固めます。」

所有権の変更により、Volterのテクノロジーとサービスの展開範囲が拡大され、特に中央・東欧地域での展開が強化されます。Heizomatは、この投資を製品ポートフォリオの戦略的補完と位置付け、特にCHP発電分野での強化を期待しています。

「Volterはフィンランドのエンジニアリングの卓越性を体現する企業で、技術的高度さと持続可能なビジネスモデルを組み合わせています。その次の章に参加できることを大変嬉しく思います」と、Heizomat GmbHのCEOであるRobert Bloosは述べています。

Taaleri Circular Economy Fundは、過去8年間にわたりVolterの成長を支援してきました。この売却は、ファンドの戦略に沿った自然なタイミングでの撤退と判断しています。

「Volterは成長の新たな段階に達し、長期的な価値観と持続可能な拡大への野望を共有する当事者に所有権を移管できることを嬉しく思います」と、TaaleriのポートフォリオマネージャーであるKati Saloは述べています。

この取引は、Volterの事業運営、経営陣、従業員に何ら影響を及ぼしません。同社はフィンランドのトゥポスにある本社で事業を継続します。既存の顧客契約および販売代理店契約は引き続き有効です。