3つの熱電併給設備(CHP)

当社が扱う3つのCHPの燃料は切削チップです。必要となるチップの量(ウェット=約50%の水分率)はVolterは1ユニットで年間500トン、Syncraftは年間5,000トン、Cortusは年間21,000トンです。
Volter

Volter

40kWの超小型CHP

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Syncraft

Syncraft

500kWの小型CHP

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Cortus

Cortus

2,000kWの中型CHP

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小規模で効率が良いガス化技術

ガス化技術は小規模で高効率な発電システムです。また、木の持つエネルギーの大部分は「熱」であるため、そのポテンシャルを最大限活用するには熱電併給が効果的です。

ガス化技術の解説

ガス化は木を炭化して、可燃性ガス(一酸化炭素と水素)を抽出する熱科学反応です。木を燃焼させない、温度と酸素のコントロールがプロセスの肝になります。

ガス化技術の進化

これまでのガス化技術は、燃料規格が厳しく、バークや枝条などは通常燃料として使うことはできませんでした。SyncraftとCortusは、木を無駄なく(丸ごと)有効活用できるよう進化した新世代のガス化技術です。2つの技術は、乾燥・熱分解・ガス化の3工程を分離して、各工程の温度管理を精緻化(=化学反応やプロセスが安定)することで、燃料の規格に対する柔軟性を実現しました。